ここでは、ボウリングというスポーツが
体に対してどのような効能があるかをご紹介しています。

実は、ボウリングというレジャースポーツは
以外にも、ヒトの体に様々な効果があるといいます。

単なるレジャーにしか過ぎないボウリングを
みんなで一緒に楽しみましょう!!!

ボウリングというスポーツは、前方およそ18メートルに置かれている10本のピンを
下は4ポンド、上は16ポンドのボールを投げて倒すスポーツです。

 スポーツが苦手な方でも、過酷な運動量を必要としないで気軽に出来るスポーツでもありますが、
実はボウリングって、少ない運動量で多大なるカラダへの影響があることが分かってきました。

 例えば、ボウリングの運動量を他のスポーツと比べてみるとそのことが分かります。

 例) ボウリングを3ゲーム投げた時の運動量

    マラソン ・・・ 7分30秒 (距離にしておよそ3km)

   サッカー ・・・ 18分

   テニス  ・・・  20分

   サイクリング ・・・ 20分 (距離にしておよそ8km)

   ゴルフ  ・・・  33分 (2ホール)

   野球  ・・・  45分 (3イニング)

   ラジオ体操 ・・・ 50分

   バレーボール ・・・ 60分

   散歩  ・・・  70分 (距離にしておよそ4~5km)

ボウリングにおける美容と健康
始めに・・・。
 どんなスポーツでも、体を動かし始めてから効果があるわけではありません。体がある程度運動に慣れてきて、心臓
が活発化してきた時ぐらいより、影響が発生します。
 それはスポーツを始めてからおよそ20~30分後だと言われています。

 つまり、これをボウリングに例えた場合、一人が1ゲームを投げる時間は個人差がありますが、大体10分程度と言
われてます。そこから数えると、ボウリングの効力が始めて現れ始めるのは2、3ゲーム投げた時からということ
になります。

 ボウリングで体質改善を図りたい!体力をつけたい!体を鍛えたいという方!!!
 まずは3ゲームを投げてみてください。
 
 最初は
 「3ゲームなんて、とうてい投げれない!!!」
 と思うかもしれませんが、『ボウリングの運動量』のコーナーでボウリングというスポーツは少ない運動量で様々な効
果がある。ということを語りました。ボウリングは他のスポーツとは違って、投げては休んで投げては休んでというよう
に、休憩を取りながら投げるスポーツなので、ペース配分によって3ゲームでもそんなに疲労がたまらないと思われま
す。
 そして、仲間と話しながら水分補給しながらと楽しみながらできるスポーツでもあります。

 それでは、これからボウリングというスポーツはヒトの体にどのような効果があるかご紹介しましょう。

1、新陳代謝が他のスポーツをズバ抜けている

 ボウリングにおける1ゲームのエネルギー消費量は平均40カロリーと言われています。排出脂肪量は約10グ
ラム程度と他のスポーツと比べて決して高い数値ではありませんが、エネルギー代謝は平均4.0で、代謝率に
よる労作区分ではボウリングの運動量はかなり高いとされています。これはどういうことかというと、人間はそれ
ぞれ1日に最低限必要とされているエネルギー量というものがあります。それがそれが代謝エネルギーというも
ので、例に取ると一般成人の男性でおよそ2000kcalを必要としています。
 しかし、時代の流れによって食生活の乱れや不規則な生活などがその代謝の妨げになり、いわゆる「新陳代
謝」がよくないとされつつあります。それによって代謝率が下降傾向になり隠れ肥満などの症状になっている方が
多くなってきているみたいです。
 
 ボウリングはその他に、精神面にも肉体面にも極度な疲労は見られず、健康的なスポーツであるので子供にも
老人にもボウリングはどんなヒトにも適しています。

2、疲労感があまり無く、健康管理には最高

 前に申しましたとおり、ボウリングは少ない運動量で様々な効果があると言いました。それはつまり疲労感がそ
んなにないスポーツということですが、それはどうしてなのでしょう???
 
 それは投球間隔が空く為だろうと考えられます。スポーツ医学的には極度の疲労感が出たら運動を休止し、肉
体を休めることが大切だとされています。

 ボウリングは必然的に休止作業があるため健康の維持・管理には非常に向いていると評価できます。

3、今話題の「有酸素運動」の代表的スポーツ

 ボウリングは糖質と脂肪が半分ずつ消費される理想的な有酸素運動なんです。

 有酸素運動とは、酸素を大量に取り入れながら出来るだけ長く継続して行う全身運動のことです。心臓や肺の
機能を高め、組織・細胞に酸素を送り込むことによって健康を増進させる運動法なので、ボウリングは健康にも
美容にも最適だといわれています。

 以上のことをもっとわかり易く言うならば、「糖質と脂肪が燃焼」ということから、ダイエットにもかなりの効果が
あるはずです。

 最近テレビ番組で「スポーツをするならばアミノ酸が有効」ということを聞きました。アミノ酸とスポーツは切っても
切れない縁というふうに、脂肪燃焼を促進する効果がアミノ酸にはあるみたいです。

 しかし、ただ体の中に取り入れただけでは逆効果で、運動をすることによってアミノ酸本来の働きが始まるみた
いです。そこで有効なのが「有酸素運動」なのです。

 もうお分かりですね?
 ボウリングなのですね。

4、腰痛にも・・・

 ボウリングは足腰の筋肉に適当な負担をかけて、ジワジワと筋肉の運動効果があらわれてきます。

 腰痛の主因は腰の筋肉の衰えと言われています。ボウリングを楽しみながら徐々に腰の筋肉を鍛えてゆけ
ば、最初は辛くとも鍛えられることで腰痛はなくなるでしょう。

5、ベストな心拍数を保てる

 心拍数とは、1分間にどれだけ心臓の鼓動が鳴ったかを表す数値で、この数値が高ければ過酷な運動をして
いることになります。

 それぞれのスポーツにはそれぞれのペース配分がありますが、ボウリングの持つペース配分は心拍数を最適
の状態にアップしてくれ、最適の状態に保ってくれます。

 最適とされる心拍数は、1分間に

                      40代・・・・・・・・・・130~145

                      50代・・・・・・・・・・125~135

                      60代・・・・・・・・・・120前後

が目安です。

 ボウリングのプレイ最中にこの心拍数がアップされ温存それるので、上記のような美容・健康・カロリー脂肪消
費に効果があるのです。

6、リズム・平衡感覚までもが・・・

 ボウリングによって、リズム感やバランス感覚も保つことが出来ます。人間にとって平衡感覚は大切なことで
す。平衡感覚と姿勢は近い感じに似ています。椅子に座った時の姿勢、フツーに直立不動になっているときの姿
勢。とても大切なことです。

 ボウリングのボールはとても重いです。なので投げる時に自然と投球体勢が崩れることは当たり前かもしれま
せん。しかし、それは姿勢がなっていない場合に多く見受けられがちです。

 何度も投げることによって、平衡感覚は絶対に養われます。

ボウリングの特質
ボウリングってレジャーなの? スポーツなの?

 いろいろ意見はあると思いますが、ボウリングはみんなでワイワイガヤガヤ楽しめるレジャー性と、腕を競い合う競
技、運動のスポーツ性を両方兼ね備えた、楽しいレジャースポーツなのです。

 家族・仲間など和気あいあいで心のふれあいを促進するのには最適だと思います。一緒のレーンとベンチでお話をし
ながらプレイすることにより、お互いのコミュニケーションを取るのには適したスポーツです。

 そして、老若男女問わず誰にでも手軽に楽しめ、技術差があっても一緒のレーンで楽しみながらプレイが出来る、暖
かみのあるスポーツでもあります。他の競技とは違って仲間に対する気苦労がありません。

 ボウリングは少ない運動量にも関わらず想像以上のさまざまな効力があり、その運動量は自分自身が調節すること
が可能なので、健康スポーツにはもってこいです。

 ボウリングをしたいんだけど仲間がいない。一人でするのはちょっと恥ずかしい・・・。と思っているあなた。そんなこと
はありません!!!確かにボウリングというとみんなで騒ぎながらするスポーツかもしれませんが、自分のスキルアッ
プやレベルアップの為に、一人で黙々と練習するお客様も大勢居ます。ボウリングがキッカケで、いっぱい仲間が増え
たなんてことはフツーにあることです。

 そして、仲間が増えたことによっていろいろな情報交換や腕の教えあいなどで和気あいあいになることは間違いない
でしょう。本当にコミュニケーションスポーツと呼べるのはボウリングだけみたいなものですね。

 屋外スポーツは必ず天候に左右されます。その点、ボウリングはご存知のように全天候型。天候に左右されず雨が
降っても雪が降っても、風の強い日でも、オールマイティ!レーンオイルの保存状態も大切なので、室内の空調設備も
完璧。一年中快適なプレイが楽しめます。

 ボウリングはピンを倒すことによってストレス発散が出来るでしょう。運動にて健康を保てますし、ボールをコントロー
ルすることで、集中力もアップします。

「生涯スポーツ」
 それは、生涯を通じて継続されることが大前提なのです。他のスポーツでは体力の問題・年齢の問題・環境の問題な
どで生涯を通じて行うには困難な場合が多いですが、ボウリングに関しては問題ありません。